飲食店(経理・総務)

仕事の概要

札幌市北区で数店舗を展開する飲食店の経理・総務事務を担当していました。事務職員が3名程度の小さな事務所でしたので、朝は事務所の掃除からスタートして、雑務全般も分担しながらこなしておりました。経理事務では売上管理や仕入れの状況の把握、総務事務では従業員の給与支払いと保険関係の手続きが主な業務でした。

日々の仕事

出勤は9時です。出社したらまず管理システムを立ち上げて、全店舗の前日の売り上げをチェックします。和食店で夜22時ごろまで営業しているお店でしたので、夜の部の売上状況については前日に事務所を退社する時点ではまだ分かっておらず、翌朝にできるだけ早く確認することが求められていました。社長が電話で売上確認のために電話を掛けてこられることがありましたので、社長の連絡前に必ず売上チェックを済ませます。

その後は、経理業務については、管理システムへの仕入れ伝票の入力、掛け払いで購入している業者に対する支払いの準備などを行いました。総務事務に関しては、各店舗から送られてくるタイムカードを確認して給与計算をする、保険の加入手続きをする、といった事務作業をします。基本的にはオフィスに一日中こもったままでデスクワークをしていました。退勤は17時で、残業はほぼありませんでした。

必要な資格など

業務をするにあたって、必須の資格はありませんが、面接時に秘書検定2級とフードコーディネーター3級を取得している点をアピールしたことが、採用につながりました。事務処理ができる能力に加えて、食関係の知識があると有利な業界ではあると思います。さらに、在職中に日商簿記検定を受験し、3級に合格しました。資格取得に向けて勉強をするなかで、経理関係の知識を落ち着いて学ぶ機会を得られたのが良かったです。勤務していた会社では、残念ながら、資格取得に伴う手当は出ませんでした。

身につく技能(ポータブルスキル、特にIT技能)

パソコンの画面と向き合って、入力作業をするのが業務の中心ですので、正確性の高いタイピングのスキルを磨くことができました。入社時と比べて、入力スピードが明らかに早くなりましたし、時間内に決められた量の入力を済ませる能力が身についたのがありがたかったです。専用の管理システムが導入されていましたので、システム上に入力作業をすることが多かったですが、一部の資料についてはExcelを使って作成をすることもありました。Excelの表作成に関する知識やスキルも伸ばせてよかったです。

入社前に(準備しておけば良かったこと)

入社前に勉強しておけばよかったと強く感じるのが、社会保険関係の知識です。健康保険は協会けんぽに加入していたのですが、療養の給付や退職者の任意継続といった制度に関するある程度の知識があれば、もっとスムーズに保険関係の業務を行えたのに、と後悔しています。

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