小売業(精肉)

  • 職業全般について(何をやる会社で条件的には・・・)

道央地区で従業員2名の小規模な精肉店を営んでおり、店舗開店から3年が過ぎた所です。北海道は特に、季節・天候に左右され、夏場には肉の需要が多く、忙しい傾向がありますが、冬場は比較的ゆったりとしている傾向にあると思います。精肉店の仕事は、大きく肉を仕入れ小売する仕事でお客様に安全で新鮮なおいしいお肉を提供するために、様々な工程を担う、やりがいのある仕事です

  • 日々の仕事内容(どんなことを時系列に・・・)

朝10:00の営業開始前にお客様を安全にお迎えする為、清掃及び衛生管理(各機材等の消毒)を実施してオープンに備えます。この他、商品出し(店出し)、清掃、衛生管理、在庫管理、売場管理(前陳、値引き、売り切り等)また、廃棄などを実施します。

また、卸売業者から食肉等を仕入れ、仕入れの際には品質や鮮度を厳しくチェックし、お客様に安全な商品を提供できるよう細心の注意を払い肉の品質管理を行うとともに、鮮度を保つために適切な温度管理と衛生管理が重要です。日々の業務の中では、特に食肉の加工、カット、整形、ミンチなど、お客様のニーズに合わせて加工するため、熟練の技が必要とされる作業です。惣菜の製造も精肉店の仕事です。カットや加工の際に、形が崩れてしまった物、商品として見栄えが悪い肉等をコロッケ、ハンバーグ、メンチカツなどに使用し、食肉のロスを最小限におさえます。店頭で食肉や惣菜を販売し、お客様に最適な商品を提案し、調理方法のアドバイスを行うなど、接客も重要な仕事で電話やインターネットでの注文に対応し、近年ではオンラインでの販売も増加しています。

  • 実施上の率直な感想(本音ベースでどうでしたか?)

本来、精肉店を営む場合であれば、食肉に関する知識を学び、食肉の加工、カット、整形、知識を学び、お客様に的確な情報を提供しますが近年、情報社会であり、インターネット等で肉に関する情報量も豊富なお客様が多く、精肉店の仕事は、体力面、技術面、知識面など、様々な新しいスキルが求められ、結構大変な仕事です。

しかし、お客様に喜んでいただける商品を提供することで、大きな達成感を得られます。また、食肉に関する知識を深め、お客様の食生活を豊かにできるというやりがいもあり、地域社会にとって欠かせない存在です。

お客様に安全でおいしいお肉を提供することで、地域社会に貢献できる仕事だと思っております

  • ワンポイント(事前の準備でやっとけば良いこと・・)              
    私の場合は、精肉店の知識が全くないまま3年前に開業しました。3年前といえば世界的に大流行した新型コロナウィルス、これらの影響で当時勤務していたレンタカー会社が廃業寸前になり、給料が3千円、やめるしかないと思っていた矢先にこの話が飛び込んできました。コロナの影響で店を休業していた知人に1ヶ月間教えていただき、後はもっぱら卸売業者に確認、インターネット等で解らないことをその都度確認してスキルアップしております。精肉店を検討される方は、健康で体力がある事はもちろんのこと、何の仕事でも大切なのが、人間関係を大切にしていく事が重要だと思います。当たり前のことですが、私の様な始め方ではなく通常、関係機関で何年か経験を積んで多少のスキルを身につけてからさらに検討することをオススメいたします。

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