整体師
◆職業全般について
道央地区で整体師の仕事(自営業)をやっています。整体は鍼灸師や柔道整復師とは異なる国家資格ではないので医療類似行為で様々な整体の学校などで民間資格を受けて開業を実施しました。準備として開業前に「万葉の湯」や出張マッサージでの経験を経たのち開業しました。一般には開業成功率は極めて低いと言われています。やはり開業前に修業が必要です。また新規顧客獲得のための宣伝、整体の物販など幅広い事業形態が望ましと思います。
◆日々の仕事内容
技術的・知識的事項の維持向上とともに、新規およびリピーターの獲得が重要でPR活動も積極的に実施する。また、来店できない顧客に対しては機動的に出張等の活動が必要。基本的には待ちの仕事なので忍耐強く我慢しなければいけない。また、最近ではSNSの宣伝や紹介による割引や誕生日の割引などのPR業務も積極的に実施しなければいけない。
◆実施上の率直な感想
乱立するマッサージ業界で差別化を図らないと生き残ってはいけない。特に都会以外は地域との連携が重要で施術だけでないカウンセリング的な会話がリピート率を上げる。肉体的な疲労が大きいので、ある程度の年齢になると困難な業種である。医学的な勉強も必要である程度の質問に回答できる知識も必要になってくる。骨粗鬆症など高齢者の施術は骨折等のリスクがあり注意が必要である。よって施術前のカウンセリングは極めて重要である。トラブル防止のため保険に入るのは必須である。人との触れ合いが好きな方は適した業種で、自衛官から整体師になる方も多い。
◆ワンポイント
各種整体学校があるが、いかに多くの人の体を施術するかが重要なので、まずは開業前に従業員として仕事して各種整体の技術を学び幅広い顧客対応やマナーなども習得することが重要です。意外と施術と同様に会話が重要で幅広い情報収集のためにアンテナを張っておく必要がある。また、最低限の清潔さや体臭や口臭への対応など、客商売としての配慮は元自衛官としては苦手なところなので特に気を使いう必要がある。小さなうわさが売り上げを左右する。